moksaの意味と開業の経緯

moksaの意味とコーヒー屋をはじめた経緯についてよく聞かれるので説明します。
昨日今日と、人生に悩んでる感のある人たちと何人もお話しする機会がありました。
今日お話しした方は、定年まで働いて退職してから自分探しをしてるけど何もやりたいことが見つからないとのことで、ぼくに質問してきました。
いつからどーやってコーヒー屋をはじめたのか?と
いまからちょうど10年前まで、ぼくも会社員をやってました。
やりたくない仕事をずっと続けた結果、当然ながら鬱状態になり、このままでは死んでしまうと思ってた頃、
『珈琲屋をやらないか?焙煎から教えてやるから。』
という珈琲店オーナーが現れました。

その頃の自分は、まだまだ会社員脳全開な上に自信もなかったので、
『珈琲屋なんかでやってけるわけがない』
と思ってお断りしました。
でも本当は最初にそれを聞いた時に、
ワクワクしてやってみたいと思ったのです。

それからしばらくして、会社をやめてから最初に気付いたのが、
『自分に何も無い』ということです。

自分を表現するものが何も無い…

『好きなこともやりたいこともない無所属である』
と気付くのは早い方がいい。

暇人だったころは、時間は無限に有り余ってると思ってたけど、それが見つかると逆転。悩んでる時間なんてなくて、やりたいことが無限にあるから

昨日は、若者の会社員から仕事辞めた方がいいかと聞かれて、
『早くやめた方がいい』と即答。笑
でも飼われてる方が幸せな牛もいる。
と聞いて納得

moksaはサンスクリット語で、

完全な自由。
束縛からの解放。 

という意味です。

ぼくは会社に飼われてるのが苦しかったので、自由を求めてはじめました。
moksaのコーヒーで、皆さんが束縛から解放された幸せな時間を過ごせますように。
自由が得られますように。
真夜中に目が覚めたから新月に願いを込めて。
きっとうまくいきます。
長々とありがとうございました。

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